[2006/2/19(日)] 昨日のお見送りの朝、あるお客様から母宛に「誕生日のお祝いをしていただいたお礼に句を詠みましたのでお渡しくださいませ」と、本当にさりげなく、1枚の紙を渡されました。お客様にもこちらのHPへ公表させて頂く許可を頂きましたので(笑)、頂いた句をこちらにて・・・ 冴え返る 書にやすらぎの 齢かな 季語、ということについて恥ずかしながら小学校以来考えたことがなかったように思います。“冴え返る”というのは春を表す季語で、立春後にそろそろ暖かくなってきた、ああ、もう春だななどと思った頃にまた寒さがもどること、を言うらしいです。まさに今の気温を表す言葉!古き良き日本語はなんて繊細な情緒を表現できるものなんでしょう、と改めて感慨深くなったのでした。句をふと詠みたくなる、それが暮らしになっているってとっても素敵です。季語を少し調べてみただけでも、そこには素敵な世界が広がっていました。 |