[2006/7/12(水)] 今日は、離れて暮らす大学生の妹と、母方の祖母との、誕生日の日でした。会社も久しぶりに全館休業だったこともあって、これまた久しぶりに父と母と三人で外食に出ました。今の時代、携帯電話という便利なものができたので、外食先で二人の誕生日を思い出した両親が慌ててそれぞれに電話をしてまた持っている電話をそれぞれに廻して話をしたりしているうちに、ああ家族だなあとフッと感じさせられるものがありました。家業とはいえ継承されていくちに規模も大きくなってきて、そんななかの葛藤から抜けきれていないのが正直な私の現状で。だけれども「おもてなし」としての慮るという気持ちの発生の根本には、どんなにいびつであっても家族への愛や許しの気持ちで発酵させないと、家業のなかでも「おもてなし」の提供が必要な職業であるなら尚更なんだよなあと。そんなことを最近思い、掘り起こしたり格闘したりもしました。迎え入れる現場の私達やスタッフ達が楽しそうに幸せそうに働いている姿が、結果的にお越しいただいたお客様の気持ちに響くこともある、ということを実感できる職場でもあります。ご縁を大切に、ですね。 |