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  若女将お宿日記
▲2006年9月のお宿日記
[2006/9/15(金)]
大きな台風が近づいてきましたね。昨日今日と久しぶりに綺麗な青空が広がって気持ちのいいお天気が続いたのですが、明日からまたしばらく天候が崩れそうです。
今日は、当館の海側のお部屋23室の全てに飾ってある、浮世絵の話について。入り口に入ってすぐのところに飾っているこの浮世絵は、歌川派の四代豊国(三代目一陽斉豊国)の作品です。いわゆる‘役者絵’で、当館にある23枚のほか、姉妹館の菊萬の食事処へも20数枚飾ってある計50枚以上全てが違う柄で描かれています。この作家の師匠でもあり義父でもあった‘歌川国貞(三代豊国)’が、ゴッホをはじめとした印象派の画家達に多大な影響を与えた一人だったようです。
浮世絵というと葛飾北斎などの風景画が有名どころですが、歌川派一門の役者絵などは実際には当時の江戸時代において大変な人気を誇っていたといいます。
当館にある作家の系譜を調べてみると、ちょうど幕末の騒乱のなかで浮世絵が必要とされなくなっていく世情の不遇さが浮き出てくるのと、4代にわたるまでの歌川派一門の系図が必然的に分かってくるのとで、浮世絵についての歴史が分かってくるようです。大女将に、これは価値があるものなのよ、と言われてきた意味がやっと分かってきたようです。笑。分かってくるとなんでも面白いものですね。調べていくと、歌川派一門については今色々なところで見直されてきているようです。

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