[2006/9/22(金)] 以前に東京であった次世代旅館経営者向けセミナーで仲良くなったある女の子が言っていた言葉で、なるほどエエコト言うなあと思ったのが、「小さい頃に自分のホテルのお風呂に入っていたらそこで出逢うおばちゃんがあっけらかんと、身の上話をつらつらと話してくれる。これは旅先の開放感からなんだと思うんだ。私は、そんな、人々の、‘遊び’に携わる仕事ができることを嬉しく思う」というようなことを言っていて、なんだかハッとさせらた気持ちになったことを覚えています。そしてそれは、きっとお湯の中だけではなくって、旅館に入った瞬間からのスタッフの接客態度などからでかもし出される全体的な雰囲気からも、気持ちがほぐれることが旅館として良き場所なんだろうなあと思います。誰もが、笑顔の裏に色々な苦労を重ねてきている。それを突き抜けたうえでの笑顔に触れてゆくたびに心がいつも震わされます。今夜もそんなことを思いました。 |