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  若女将お宿日記
▲2007年2月のお宿日記
[2007/2/10(土)]
先月に行った東京出張で立ち寄った美術館で、平安時代の巻物を初めて見る機会がありました。他にも沢山の作品があったなかでその掛け軸がとても印象に残っているのが、そこに描かれていた文字や人物描写というのが現代に生きる私にも違和感なく理解できたことです。特にそこに書かれていた文字というのが書道の教科書に載っているような綺麗な草書体。仮名文字が生まれてまだ間もない頃の千年以上も昔の人達と今を生きる私達が、自分が今まで思っていた以上に同じような感覚を持っていたと考えると胸が一杯になり、その掛け軸の前でしばらく思わず佇んでしまいました。学生時代に授業で習っていた古文の文法の難しさや館内に飾ってある書の達筆さから、日本の伝統文化に対してまだまだ少し難しいものという気持ちが拭えなかったのかもしれません。
実際の普段の暮らしにおける日本人の肌感覚というのは、今も確かに受け継がれてきている。そのことを実感できたことは日本旅館で働く自分にとって良い刺激となりました。

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