[2007/3/15(木)] 昨日までの三日間、エコツアーガイド養成講座を三日間みっちりと受けてまいりました。机上での勉強のほかにも実際に皆生海岸に出てのフィールド練習もあったりして、大変有意義な講義内容でした。講師の先生方との質疑応答の時間をたっぷり取ってくださったので率直な意見も沢山聞けれたのが良かったかもしれません。エコツアーってなんなのかを、今回のことで改めてちゃんと理解できたのかもしれません。環境と観光を結びつける、ということについて。エコツーリズムの将来性について受講生から聞かれた際の、環境庁の勤めを辞めてこのエコツアーガイドの世界に入ったという方が仰った言葉が印象的でした。「環境を守ろう自然を守ろう、ということについて法律でどんどん規制をしていくということが自分としてはなんだか寂しいなあと思うようになってきた。そうではなくって、こんなに素晴らしい自然があってこんなふうな自然の摂理があってということを素晴らしい自然環境を目の前にしながら保全方法について説明をしたりすることで、こんなに素晴らしい自然は壊してはいけない、ずっと残して生きたい、と見ている人自身が自然と主体性を持って思えるような、そんなことをしたくなった。」みたいなことを仰っていて、環境保全と地域振興とエンターテイメント性の共存を可能としようと頑張ってこられているエコツーリズム先駆者である講師陣の先生方の話が心に響きました。まずは、自分がこの地域についてもっともっと知らなくちゃなあと。皆生海岸を使ったフィールド授業では、他地域の受講生の皆さんから皆生の宝を教えてもらえる良い機会にもなりました。連泊滞在したくなる温泉地になれるように、春夏秋冬を通して来たくなる温泉地になれるように、これからもがんばってまいります。 |