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[2007/11/26(月)} 先週始めは大山が雪化粧したりと冷え込む日が続いていたのですが、ここのところまた小春日和のような暖かい日が続いています。 館内に飾っている書は大叔母の作品やそのご縁のあった方の作品などが主なのですが、一度、大叔母と一緒にそれらの書がに使われる紙を作成したという方と一緒に館内を廻る機会がありました。浮乗水郷先生の作品の前ではその当時の思い出話に花が咲いておられたりしていて、そんなふうに使う道具にも作成者の顔が見えることが作品をつくりあげるうえで作家の人の心に大きな影響を及ぼすことを想いました。昔の日本人には、芸術作家の人にかぎらず色々な人にとって、紙1枚にしてもモノを大切にする気持ちがあったような気がします。生き生きとした表情で、色々な書の作品を見つめられている和紙作家さんの横顔が今でも時々思い出されます。 |