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  若女将お宿日記
▲若女将「お宿日記」

東京と米子のあいだで ----

ICON画像 [2005/9/29(木)]
東京への2泊3日の出張から帰ってきました。18時頃の便に乗ったので、夕暮れから夜景に変わってゆく飛行場越しに見える東京の夜景が本当に本当に美しく見えました。そういえば、行きの朝も、上空から見える富士山に、おでこに窓をずっとくっつけて見入ってしまいました。田舎者と言われればそれまでですが、旅というのは、こんな移動の区間も1つのストーリーなのかなと、ビルから少し離れて滑走路近くからの搭乗で風の吹きすさぶ階段デッキの手前までを、ギュッと手を握り合いながら歩いてゆく可愛らしい老夫婦を見て、今日はなんだかそんなことを思いました。飛行機上空から見る夜景も富士山も、いつ見ても新鮮です。

日本文化 ----

ICON画像 [2005/9/26(月)]
昨日に引き続きもう1つ、旅館業について意識するようになった出来事がありました。大学の卒業旅行でヨーロッパに行った際に、その町並みから道行く人々から色々なものの洗練さに本当に感動していました。女性の人は雑誌のモデルさんのような人ばかりに見えて、「ああこういうグッチだったりっていうブランドのものはこの文化で育ったこんな人達が持つものなんだなあ」どんなに憧れて同じようにしても太刀打ちできないなあなんてことをしみじみと感じてしまいました。そして同時に、日本人の私はやっぱり日本文化をもっと極めたいと思いました。それは、舞妓さんをモデルにした大きな看板を街の中央通りで見たことも影響したかもしれません。そういえば自分の家は、旅館という日本文化が詰まった場所ではないかということをそのときに意識したような気がします。まだまだ課題はありますが、変わってゆくべきもの、変わってはいけないもの、そういったことを忘れずにいきたいなと思います。

今日の夕暮れ C ----

ICON画像 [2005/9/25(日)]
時々、よく継ぐことを決心したねというようなことを言われることがあります。考えてみて、小さい頃から継ぐということに対して意識はなくてどちらかというと反発心のほうが大きかった気がします。今、こうやっているのは、大学4年生に就職活動をしているときに祖父が急逝し、その葬儀に伴い沢山の人との出逢うことになった、そのときの影響が大きかったように思います。何か、自分の血について意識することとなりました。今日も風の強い1日でした。日が暮れるのが早くなってきています。この写真が夕方5時半過ぎ、そのあと6時半頃にはすっかり暗くなってしまいました。

2階の湯上り処について ----

ICON画像 [2005/9/24(土)]
今日は当館の2階にある「湯上り処」について。こちらでは海を目の前にしてマッサージ機を置いています。マッサージ機能も首からふくらはぎまで全身についており、お客様からもなかなか好評を頂いております。また冷水や番茶のほか、周辺の観光パンフレットも置いたりと、皆さまのちょっとした憩いの場になれればと思っています。タイトルをクリックするとマッサージ機を拡大した写真が出るようにしました。
今日は朝からとても風の強い日になりました。ですが心なしか皆さん、白波の立つ海のほうが「日本海!」というかんじで喜ばれる方が多いようです。私もビュンビュンと雲が流れていく青空を見ていたら少し気持ちも晴れていくような気がしました。

皆生温泉のHPが新しくなりました ----

ICON画像 [2005/9/22(木)]
9月20日から皆生温泉のHPが新しくなっています。インターネットが普及したいま、「皆生温泉」ホームページは大事な窓口だということから、それぞれの旅館の三代目などが中心となりこの度のリニューアルとなりました。HP作成に詳しい若旦那もいたりして、ほとんど手作りで作成されたと聞いています。完成まで旅館組合全体で話し合いを重ねていました。今回は私は参画できませんでしたが、私にとっては心強い先輩達です。温泉全体の活性化を念頭に、これからもがんばっていきたいです。そんな皆生温泉の新HPはこちらです。

新しい防波堤が1つ完成! ----

ICON画像 [2005/9/21(水)]
当館の屋上から西側の海岸を撮った写真です。これから約10年間をかけて、テトラポットに代わる新しい防波堤の工事が始まっています。まず、一基、完成しています。下から見ると本当に遮るものがなくまっすぐに水平線が見えてとても気持ちが良いです。テトラポットが全て撤去されたとき海の眺めが本当に開放的になるなあと、実際に一基が完成しただけでも楽しみになりました。地元の皆さんも宜しければ一度ご覧になりに遊びにいらしてみてはどうでしょうか。タイトルをクリックすると写真が拡大されます。

日が落ちる位置 ----

ICON画像 [2005/9/19(月)]
昨日の夕方の写真です。気付けば日が少しずつ短くなってきました。夕日の落ちる位置が、少しずつ、部屋から見えない位置に下がっていきます。
シーズンを通して毎日ここにいると「今日は夕焼けが綺麗な日!」というのが、館内にいてもロビーから見える海の光り方だけで分かるようになってきました。夕日そのものは建物などで見えなくても、海や街がキラキラと生き生きとしてきたのが分かる、あの感覚が私は好きです。昨日は中秋の名月でしたし、夜は月も綺麗に見えて、天気が晴れて本当に良かったです。

歌と人生と ----

ICON画像 [2005/9/18(日)}
昨日も今日も、夜には週末恒例の社長ライブが行われました。いいなあと思うのは、歌詞カードをお配りしていることで、皆さんが一緒になって大きな声で歌われることです。会社では毎週、家でも小さい頃から毎日のように練習するのが聞こえていたおかげで、「想い出の渚」「風」「あの素晴らしい愛をもう一度」「神田川」などなど。。。歌詞をけっこう覚えてしまったみたいです。ライブを見ていると、ちょうど同じ世代の皆さんは、そらで一緒に歌われる方が多くいらっしゃいます。その頃の世代の方はギターを持つと「実はけっこう弾ける!」という方が多くいらっしゃいますし、世代として、歌が人生の中に組み込まれている方が多いのかなと、今夜は改めてそんなことを思いました。

一本の電話 ----

ICON画像 [2005/9/17(土)]
先日、こんなお電話がありました。 定期的にお送りしているダイレクトメールについて、お客様からの住所変更お知らせのお電話でした。今までお送りしていたご本人様が先日お亡くなりになったとのことで、電話をかけてこられたのはその息子さんでした。
「生前、父がしきりに“もう一度泊まりにいきたい”と菊乃家さんのことを言っていたんです。遠方ではありますが私達でいつかきっと泊まりに行きます」そう仰って教えてくださった新しい住所は青森県でした。こんなことがあるから、旅館っていう場所から離れられないのかなと思います。
出逢いって大切です。

一雨ごとに ----

ICON画像 [2005/9/16(金)}
一雨ごとに、秋の気配が深まってゆくのを感じます。夜の涼風が本当に肌寒いものになってきました。昨晩は月が綺麗でした。今年の中秋の名月は18日(日)です。月見団子を供えるのは、秋は収穫の時期ということでその年の収穫物(芋など)を月に備える風習の変形と聞いたことがあります。澄んだ空に浮かぶ綺麗な月を眺めていると、鑑賞だけでなく、収穫の感謝にお供えもしたくなるような昔の人々の気持ちが分かるような気がしました。18日は晴れるといいですね。

朝のロビーは喫茶になります ----

ICON画像 [2005/9/14(水)}
当館1階のロビーは朝は喫茶コーナーになります。お出ししているコーヒーは、当館オリジナルブレンド、水は地元の名水(本宮の泉)から汲んできたものを使っています。
学生時代に長期休暇の帰省で手伝っていた頃はこの朝の喫茶で主に立っていました。お客様とゆっくりお話できることはなかなか少ないのですが、ときどき、「昨晩の社長ライブで娘さんの話が出てたけど君のことかな」など話しかけられたことなどもありました。大学3年の冬の就職活動の頃の私に大きな影響を与えられたのも、そんなお客様との出逢いでした。これからの企業は「人財」が要だと思うきっかけになりました。日本海をバックにお話をしていると皆さん表情も心なしか穏やかに見えます。

夏の終わりの空 ----

ICON画像 [2005/9/12(月)]
今日はうろこ雲が空いっぱいに広がっていました。西向きの空はうろこ雲でしたが、東を見ると青い空に筋雲や飛行機雲が伸び伸びと広がっていました。
慌ただしかった海水浴シーズンが過ぎて、夏の頃とはまた違った落ち着いた雰囲気が出てくるようになりました。春や秋になると、関東方面など遠方からのお客様が少し増えているようです。旅をすることを暮らしのなかで上手に味わっておられるなあというお客様も多く、そうやって、私自身がお客様から学ばさせて頂いたことも何度もあります。日々、勉強です。

成長 ----

ICON画像 [2005/9/11(日)]
団体のお客様には添乗員さんがご一緒されることがあります。大阪のある旅行業者で、時々、社長さんが自ら添乗をされる方があります。昨日から今日にかけて、その社長に久しぶりにお会いしました。初めてお会いしたのが昨年の5月で、私は入社してまだ1週間経ったぐらいの頃でした。本当にお客様の為に走り回られる社長で、たった1日ででもその社長を通して「お客様を大事にする仕事」について学ばされることが多々ありました。それから時々来られては「仕事には慣れてきたか?」と声をかけて下さいます。なのでその社長に会うときは自分が少しでも成長できているかを意識させられます。仕事へのプロ意識について、また今日も勉強になりました。

フロントの吉持です ----

ICON画像 [2005/9/10(土)]
今日はフロントの吉持を紹介します。菊乃家に入って約5年。この5年間での一大イベントは昨年に赤ちゃんを産んだことです◎
私が学生時代の長休暇中に帰省して手伝っていた頃から、そして実際に入社をした昨年から現在も、色々な業務を教えてくれるお姉さんです。いつも明るく元気な声でお客様や社内の気持ちをパッと明るくしています。母親になってからは更に「優しいたくましさ」が加わったように思います。

あいだみつをさん ----

ICON画像 [2005/9/9(金)]
当館の売店には「あいだみつを」さんのコーナーがあります。日めくりカレンダーや葉書、ハンカチ、マグカップなどなど色々な商品を置いています。当館やこの地元には所縁はないのですが、ただ当館の社長が大ファンということで、このコーナーができてしまいました。館内でも社員食堂や事務所などなど、あいだみつをさんの日めくりカレンダーが飾ってあります。「しあわせは いつも じぶんのこころが きめる」 売店で大きく飾ってあるこの色紙が、フロントに立っているとちょうど見える位置にあります。言葉の力は大きいなあと思います。

台風 ----

[2005/9/7(水)]
心配していた台風14号は、この辺りの地域は、被害がほとんどないままあっという間に通り過ぎていきました。九州や四国などでは大変な被害が出ておられるのをテレビで拝見しました。このような場所ではありますが、心より、お見舞いを申し上げます。 今回は、どのような写真を文章に合わせればいいのか考えてみましたが、今の私には思い浮かぶものが出てきませんでした(泣) 心ばかりですが、気持ちだけ、載せさせていただきました。

自然への畏敬 ----

ICON画像 [2005/9/5(月)}
このあたりの地域から出た物語の文化として、境港の水木しげるさんと松江の小泉八雲さんのお2人があります。その両方の物語の根底に流れているものとして「自然への畏敬の念」があるということを聞いたことがあります。怪談話や妖怪話、いずれも「恐れ」は「畏れ」につながるような、そんな世界が確かに両氏の物語からは感じます。そしてそんな物語が育まれた土壌として、自然に囲まれていて自然と共存していている、そんな地域性も影響しているように思います。自分以上の大きな存在を思うということは自分を律するという意味でも良いことのような気がします。

山と海と ----

ICON画像 [2005/9/4(日)]
急遽、岡山へ出張に行ってきました。写真は、走る電車の中から携帯カメラでパチリと撮ったものです。ちょうど中国山地のまっただなかでしょうか。最近山の中を走っていなかった私にとっては渓谷の風景が新鮮でした。米子から岡山まで、JRでも車でもおよそ2時間です。
先日、岡山からのお客様で、「日本海がなんだか突然見たくなった」と仰って来られたお客様がありました。私も大学時代、当日の朝にグループの誰かが思い立って天橋立に行ったことがあり、そのときは思いがけずなんだか感動をした覚えがあります。
「日本海が見たくなった」そんなお客様には当館はぴったりです。日中は大山で秋の味覚狩り、夜は日本海を眺めながら海鮮料理に舌鼓みに、どうぞいらしてみてください。

米子のお水 ----

ICON画像 [2005/9/1(木)]
早いものでもう9月です。前回の日記で淀江のことについて触れたので今回はその写真を撮ってこようと思っていたのですが、撮れずじまいで今日になってしまいました。。
お水について。今日は地元の方々といろいろ話をしていたなかで、「水と産業」についての話が出ました。海外でインフラの整備をするにあたって、今改めてクローズアップされてきているのが「飲料水」だと。淀江には日本の名水に選ばれている「天の真名井」という泉があります。(当館の大浴場脱衣場に常備している冷水もここから汲んできているものです。朝の喫茶コーナーのコーヒーもこの水を使ったものです)。また、米子一帯のこの地域は、水道水が美味しいといわれています。私自身、この地で生まれ育ってきていたので水道水が飲めることが普通の感覚できていました。実は、とても貴重なことなのかもしれないと最近改めて思います。それは、大山の雪解け水の関係だったり日本有数のブナ林が広がっていたり、大山の力がとても大きいように思います。そんな大地のお水で育った米や野菜で当館は料理をお出ししています。来られた際は美味しい水処にも是非立ち寄られてみてはいかがでしょうか。


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